大正初期栃木県南部近辺では良く取れたじゃがいもをおやつに主食にとよく食べられていました。当所は長ネギとじゃがいもの醤油炒めが子供たちのおやつとして食べられいました。そこに月星ソースが醤油の替わりにソースで子供たちに食べさせたところ大変好評で、醤油の替わりにソースで食べられるようになりました。
戦後、麺という食文化が日本に入ってきて、ポテトのソース炒めに麺が入ったことからポテト入り焼きそばが誕生しました。戦後の食糧難の時代に、おなかの膨れるホクホクとした甘いじゃがいもと焼きそばはとても相性が良く、すぐに大人気になったと言われています。
現在でも足利近郊に焼きそば店にはポテト入り焼きそばが当たり前のようにメニューにあり、多くの人々に愛され続けています。
これは113年の伝統の月星食品の先代から受け継がれてきた一説です。